【ETCレーンが使えないとき】一般レーンで通過する方法と注意点

ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇、高速道路の出口でETCレーンにトラブルが起きると、対応までに時間がかかることもあります。
実際、係員がすぐに来られないケースもあり、出口で立ち往生…なんてことも。
そんなときに知っておきたいのが、「一般レーンでもETC通行ができる裏ワザ」。
本記事では、いざという時に慌てずに済む方法とその注意点を、実体験をもとにわかりやすく解説します。

出典:GAZOO
1.1. ETCバーが開かなくなる主な原因とは?
ETCレーンが開かなくなる理由には、以下のような原因があります。
① ETC車載器の通信不良
車載器の故障、電源系トラブル、アンテナ不良などで信号が届かない
② ETCカードのICチップ不良
長年の使用や汚れ、抜き差しの繰り返しによる接触不良
③ ETCカードの挿入ミス・有効期限切れ
挿入が浅い・逆さま・カード自体の有効期限が過ぎている
④ 料金所側のシステムエラー
一時的な通信障害や機器故障、ソフトウェアのバグなど
⑤ 入口ETCでエラー処理されたまま走行
入場時に記録が残らず、出口で読み取り不可になるケース

ETCカードが認識しない時は、ICチップ部分を布でこすると反応するよ!
【裏技】ETCカードを抜いて一般レーンに並んじゃおう!

ETCレーンでトラブルや渋滞が起きているときは、一般レーンでもETC通行処理が可能です。方法はとてもシンプルで、ETC割引もちゃんと適用されます。
2-1. 有人料金所の場合
職員さんによっては、以下のような確認が入ることがあります。
職員「ETC車載器は付いてますか?」
ETC割引の適用に必要な確認。先に「ETC車載器付いてます!」と伝えるとスムーズです。
職員:車の種別は?(例:軽自動車?普通車?)
「車種は?」と聞かれることもあるので、先に「軽です」「普通車です」と伝えておくとスムーズです。
職員さんによっては分からないこともあるので、自分から言ってあげると親切ですね。
職員:ご利用明細書は必要ですか?
明細不要なら「要りません」と先に言っておくと、処理の段取りが良くなります。

「ETC車載器あります!普通車で、明細いりません!」
この三拍子で最速を目指そう!
2-2. 無人料金所の場合
無人ゲートは一見すると不安かもしれませんが、手順は簡単です
- ICチップ面を指で軽くこすってきれいにする(反応向上)
- ETCカードは「ICチップを上・奥向き」に挿入
- ご利用証明書の印刷は、不要ならスルーしてOK
阪神高速:自動収受機ご利用方法

僕はICチップを入念に指でこすっているよ^^
微々たるものですが
東京近郊のように出入り口が多いエリアでは、こんな裏技を使う場面は少ないかもしれません。
でも、地方の高速道路ではETCレーンと一般レーンが1つずつしかない料金所も多く、トラブルが起きると地味に時間を取られてしまいます。
解除までにかかるのは、ほんの1分ほど。
それでも、高速を降りる車が集中していると本線まで渋滞が伸びることもあります。
そんなときは、あえて一般レーンを選んでスッと通るだけで、全体の流れをスムーズにする手助けにもなります。
自分も気持ちよく降りられて、周りもちょっと助かる。そんな判断もスマートですよね。
もちろん、安全第一。無理せず落ち着いた行動を心がけてください。

ぜひCOOLな判断でExcellentな運転をしてください