【2025年4月開始】車庫証明がスマホで完結!オンライン申請の流れ・対応地域・注意点まとめ

車を買ったり、引っ越ししたりするときに必要になる「車庫証明」。
これまでは警察署に出向いて、紙の申請書を提出するのが当たり前でしたよね。

平日しか対応してないし、地味に面倒…って感じるよね
そんな中、2025年4月から一部地域で、車庫証明のオンライン申請が始まります。
スマホやパソコンで申請ができるようになり、警察署へ行かずに手続きが完結するという、これまでにない便利な仕組みです。
とはいえ、まだ対応地域は限られていますし、「実際どうやるの?」「誰向けの制度?」といった疑問もあるはず。
この記事では、これから車庫証明を取る予定のある方に向けてお伝えしたいことがあります。
これから車庫証明を取る予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 2025年4月〜車庫証明のオンライン申請がスタート

2025年4月1日から、一部地域で車庫証明のオンライン申請が開始されます。
申請者は、自宅や職場からインターネット経由で手続きを行えるようになり、従来のように警察署に出向く必要がなくなります。
この制度は、警察庁がデジタル化の一環として進めているもので、まずは対応エリア限定での運用となります。
2. オンライン申請のメリット3つ
オンライン化によって、以下のようなメリットが期待できます:
2-1. 警察署に行かなくて済む
平日の日中に警察署に行く必要がなく、スマホやPCから自宅で申請が完結します。
2-2. 書類の記入ミスが減る
画面に沿って入力するだけなので、手書きの記入ミスや漏れを防ぎやすくなります。
2-3. 進捗確認ができる
申請状況をオンライン上で確認できるため、「今どの段階?」と不安になることがありません。

僕も複数回申請したことあるけど、何度もやり直し食らったことあるよ^^;
3. オンライン申請の流れ(ざっくり解説)

2025年4月現在、車庫証明のオンライン申請は「自動車保有関係手続のワンストップサービス(OSS)」を通じて行われています。
このサービスでは、車庫証明の申請だけでなく、自動車の登録や税金の納付なども一括して手続きできます。3-1. オンライン申請に必要なもの(事前準備)
3-1. オンライン申請に必要なもの(事前準備)

申請をスムーズに進めるために、以下のものを準備しておきましょう。
【機器・環境】
- パソコン(Windows推奨)+インターネット接続
- スキャナー(必要書類のPDF化用)
- ICカードリーダーライター(マイナンバーカード用)
- 電子証明書(マイナンバーカードに格納されているもの)
【電子データにする必要書類】
- 保管場所証明申請書(様式は地域によって異なる)
- 所在図・配置図(Googleマップなどを利用可)
- 保管場所使用権原疎明書面(使用承諾証明書 or 自認書)
- 使用の本拠の位置を示す書類(公共料金の領収書など)
※すべてPDFファイル等でアップロードできる形式にする必要があります。
3-2. 申請手順の流れ
- OSS申請サイトにアクセス
→ 「自動車保有関係手続のワンストップサービス(https://www.oss.mlit.go.jp/)」にアクセス - アカウント登録 or マイナンバーカード連携
→ 電子証明書による本人確認を行う(ICカードリーダーが必要) - 必要事項の入力・書類アップロード
→ 車両情報、住所、駐車場の情報などを入力し、PDF化した書類をアップロード - 手数料の支払い
→ インターネットバンキング、クレジットカード等でオンライン決済(地域によって手数料は異なる) - 審査待ち(通常4〜7日程度)
→ 進捗状況はマイページから確認可能 - 証明書の受け取り
→ 郵送、または所定の場所(警察署など)での受け取り
3-3. 注意点と制限事項
申請内容に不備があると差し戻しも
書類不備や情報の誤りがあると、再提出が求められ、結果的に時間がかかることもあります。
対応地域は限定的
2025年4月時点では、オンライン申請に対応しているのは「東京都」「神奈川県」「大阪府」のみ。全国展開は段階的に進む予定です。
軽自動車は対象外
オンライン申請の対象は普通自動車のみ。軽自動車の車庫届出は従来通り窓口での手続きが必要です。
4. オンライン申請で気をつけたいこと

4-1. 対応地域の確認が必須
2025年4月時点では全国一斉ではなく、一部の都道府県・市町村から順次開始されます。
事前に警察庁サイトや都道府県警のHPで確認しておきましょう。
4-2. 必要書類の用意が必要
「オンライン=何もいらない」というわけではありません。
使用場所の証明書(駐車場の契約書など)や、車の車検証情報などが必要です。
4-3. 電子署名・認証が必要な場合も
マイナンバーカードやスマホでの本人確認が求められるケースがあります。事前に準備しておくとスムーズです。
5. まとめ|オンライン申請、誰に向いてる?
2025年4月から一部地域で始まった車庫証明のオンライン申請。
これまで警察署に行っていた手続きが、家にいながら完結できるようになったのは、たしかに大きな変化です。
便利なった面もあれば、まだ「誰にでも手軽」とは言いづらい面もあります。
私としては、こうした制度は「申請件数の多いディーラーや行政書士など、業務として使う人向け」という印象を持っています。
もちろん、個人でも使えますし、平日に動けない方や完全非対面を望む方にとっては非常にありがたい選択肢です。
ですが、「一回きりの申請」「機器や電子署名の準備が面倒」だと感じる方は、従来通りの紙申請のほうがスムーズなケースもあります。
大事なのは、自分の状況に合わせて「ムリなく・ミスなく」進められる方法を選ぶこと。
オンライン・オフラインどちらにしても、事前にしっかり情報を集めて、余裕をもって手続きを進めましょう。