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【比較でわかる】車内Wi-Fiとテザリング、どっちが便利?料金・通信量・家族での使い方も解説!

shiningarrow3725@gmail.com

最近の車は、純正ナビからWi-Fi電波が出るなど「車内Wi-Fi」機能が当たり前になってきました。

タイオン
タイオン

スマホのデザリング機能を使えば済む話じゃないの?

てつじ
てつじ

スマホからWi-Fiを出せる機能だよね!

この記事では、初心者向けに「車内Wi-Fi」「スマホのテザリング」を比べながら、以下のポイントを解説します。

Point!!
  • データ通信量ってどのくらい消費するの?
  • 車内Wi-Fi と デザリングの比較
  • 条件別で自分にあった選択肢を知る

とはいえ、ぼく自身は「スマホのテザリングで十分じゃない?」という考えです。

というのも、車内Wi-Fiって意外と使うシーンが限られていますし、実は停車中には通信が切れてしまう車種も多いんです。(※詳細は後述)

一方、スマホのテザリングなら、いつでもどこでも使えますし、必要に応じてプラン変更でデータ容量を増やせる柔軟さもあります。

さらに、車内Wi-Fiのように月額1,000円以上の固定費がかからず、コスト面でも優れていると感じています。

とはいえ、車内Wi-Fiにもメリットはあるので、次の章で詳しく見ていきましょう。

1.データ通信量を理解しよう。

データ通信量は使い方によって消費量が変わります。

利用シーン消費データ通信量詳細
動画視聴(HD画質)1時間で約1GBYouTube、Netflixなど。SD画質なら約0.7GB。
動画視聴(4K画質)1時間で約7GB一部の動画配信アプリで視聴できます。綺麗=データ消費大
音楽ストリーミング1時間で約50MB~150MB曲の長さ、音域によって上下します。
Webブラウジング1時間で約60MB~150MB画像が多いサイトや広告によって通信量が変動します。
SNS(インスタグラム/TikTok)1時間で約700MB~1.5GB動画の投稿や閲覧が多い場合、通信量が増加します。
オンラインゲーム1時間で約50MB~200MBジャンルによるが、大規模ゲームほど通信量が多くなります。
ビデオ会議(Zoomなど)1時間で約500MB~1.5GB音声のみの場合は通信量が減少します。
メール送信受信(添付なし)1通あたり約0.01MB添付ファイルがある場合は内容により増加。
写真アップロード1枚あたり約2MB~10MB写真の解像度や形式による違いが大きい。
アプリ/ゲームダウンロード1回あたり数十MB~数GBアプリの容量に依存します
てつじ
てつじ

動画が一番通信料を消費するね。
その次は音楽→画像→文字の順で通信料が少なくなるよ。

1ー1. サイレントデータ通信を忘れずに。

サイレントデータ通信(自称)は、使っていないのにデータ通信量を消費していること。

アプリのアップデートやGPS(衛星通信)、LINEやメールなどいつの間にかデータ通信量を消費しています。

スマホの設定から自動更新やGPSを切ることで削減をすることが出来ます。

「iPhone 自動更新 オフ」 「Android GPS オフ」

のように検索すると出てくるので調べてみてください!多少データ通信量を削減することが出来ます。

次は

2.車内Wi-Fiとは?ナビがルーターになる仕組みと国内メーカー別の特徴まとめ

車内Wi-Fiとは?ナビがルーターになる仕組みと国内メーカー別の特徴まとめ

最近のクルマでは、カーナビがスマホと同じ4G回線(ドコモ・KDDI・SoftBankなど)を利用して、Wi-Fi電波を車内に飛ばせるようになっています。

スマホやノートPC、Nintendo Switchなどをネットにつないで、ドライブ中にYouTube視聴やゲーム、テレワークもできるのが特徴です。
今後は5G対応車種も増えると見られています。

注意点

※スズキ・マツダ・ダイハツについて
現時点(2025年)では、スズキ・マツダ・ダイハツからは純正ナビ連動型の車内Wi-Fi機能は提供されていません。
そのため、この記事では対応サービスのある「トヨタ・ホンダ・スバル・日産・三菱」に絞って比較しています。

2-1. 【トヨタ】T-Connect対応ナビで無制限Wi-Fi!

📌 一目でわかるポイントまとめ

  • 月額料金: Wi-Fi 1,650円+T-Connect基本料 330円(※5年間無料)
  • 通信量: 無制限
  • 回線: KDDI(4G LTE)
  • 条件: T-Connectナビ(Plusグレードがフル機能対応)
  • 制限: 停車後60分/エンジンOFF中は使用不可

💬 ナビの種類に注意!「Plusグレード」以外ではWeb機能に制限あり。


🔍 詳しく見る:T-Connect

トヨタの車内Wi-Fiは、T-Connect対応ナビを通じてKDDI回線を使用。通信量は無制限で、安定性も高く、動画視聴や仕事にも十分使えます。

ただし対応ナビは3グレードに分かれており、「ディスプレイオーディオ Plus」グレードのみWebサイト閲覧可
また、Wi-Fi機能だけの単体契約はできず、**T-Connect基本契約(月額330円)**も必要です(5年間無料)。

2-2. 【ホンダ】2025年から定額使い放題プランに!

📌 一目でわかるポイントまとめ

  • 月額料金: 旧:1GB 330円〜/新:1,650円(2025年4月〜)
  • 通信量: 旧:段階制 → 新:使い放題
  • 回線: SoftBank(4G LTE)
  • 条件: Honda CONNECTナビ+基本契約(550円)
  • 制限: 始動後30分/停車後60分で通信オフ

💬 月額定額&無制限でぐっと使いやすく!ただし30分制限には注意。


🔍 詳しく見る:Honda CONNECT

ホンダのWi-Fiは、Honda CONNECTナビを通じてSoftBank回線を使用。以前は1GB330円〜の買い切り方式でしたが、2025年4月からは月額1,650円で使い放題にリニューアルされました。

使用にはHonda CONNECTの基本契約(月額550円)も必要です。
通信には制限があり、エンジン始動から30分経過で一度切れ、停車時は60分でオフになります。

2-3. 【スバル】1日単位で使える手軽なプラン!

📌 一目でわかるポイントまとめ

  • 月額料金: 1日 550円/30日 1,650円
  • 通信量: 上限明記なし(大量利用時は速度制限の可能性)
  • 回線: KDDI(4G LTE)
  • 条件: SUBARU STARLINK契約が必要
  • 制限: エンジンON中のみ使用可(停車・ACC不可)

💬 短期利用には最適!ただし通信量が多い人は注意。


🔍 詳しく見る:SUBARU STARLINK

スバルの車内Wi-Fi「クルマ de ネット」は、使いたいときだけ課金できるシンプルな定額制が特徴。
STARLINK契約後、1日単位または30日単位で利用できます。

通信量に上限は明記されていませんが、大量通信で速度制限される可能性があります。
また、エンジンON時のみ有効で、停車中やACC状態では使えません。

2-4. 【日産・三菱】ドコモ回線×無制限で最強クラス!

📌 一目でわかるポイントまとめ

  • 月額料金: 1日 550円/30日 1,650円/年間 13,200円
  • 通信量: 無制限
  • 回線: ドコモ(4G LTE)
  • 条件: docomo in Car Connect(エンジンON時のみ)
  • 制限: 日産は11年目以降に基本契約(年7,920円)が必要

💬 ドコモ回線&無制限でコスパ◎!長距離ドライブや家族利用に最適。


🔍 詳しく見る:

日産・三菱の車内Wi-Fiは、docomo in Car Connectを利用。通信量無制限で、1日~年間プランまで幅広く対応しています。

カロッツェリアナビのようにACC状態では使えず、エンジンONが前提条件です。
また、日産の場合、NissanConnect契約は初度登録から10年無料ですが、11年目以降は年額7,920円が発生します。

2ー5. 国内主要5社の車内Wi-Fiサービス比較まとめ【一覧表】

メーカー月額料金通信量回線必要条件制限事項
トヨタ基本330円/月(初回5年無料)
+Wi-Fi 1,650円/月
無制限4G LTE(KDDI)T-Connect対応ナビ(Plus推奨)停車60分で切断
エンジンOFFでWi-Fi停止
ホンダ旧:1GB 330円〜
新:1,650円/月(2025年4月〜)
旧:従量制
新:使い放題
4G LTE(SoftBank)Honda CONNECT対応ナビ
+基本契約(550円/月)
始動後30分で切断
停車中は60分で通信オフ
スバル1日:550円
30日:1,650円
明記なし(速度制限の可能性あり)4G LTE(KDDI)STARLINK基本契約+対応ナビエンジン始動中のみ使用可能
日産・三菱1日:550円
30日:1,650円
年:13,200円
無制限4G LTE(ドコモ)docomo in Car Connect+基本契約エンジンON時のみ使用可能
日産は11年目以降7,920円/年

本記事は2025年5月時点の情報をもとに作成しています。契約内容やプランの詳細は、必ず各メーカーの公式サイトで最新情報をご確認ください。

3. スマホのテザリングとは?3つの接続方法と使い分け解説

スマホのテザリングとは?3つの接続方法と使い分け解説

スマホのテザリングは、スマホをWi-Fiルーターのように使って他のテバイスをインターネットに接続する機能です。

基本の通信の流れは次の通りです:

  • 車内Wi-Fi:モバイル回線 → ナビ → Wi-Fi
  • テザリング:モバイル回線 → スマホ(テザリング)→ Wi-Fi

つまり、「ナビを使うか」「スマホを使うか」の違いだけで、通信の仕組みはとても似ています。

3ー1. テザリングの特徴

車内Wi-Fiはカーメーカーごとに通信回線(ドコモ、KDDI、SoftBank)が固定されていますが、テザリングは自分が契約しているスマホの通信回線をそのまま使えるのが特徴です。

  • 自分の好きなキャリア(格安SIM含む)でOK
  • 端末の追加購入なし
  • 契約の変更や容量追加が柔軟

3ー2. テザリングの3つの接続方法

テザリングの3つの接続方法

Wi-Fiテザリング(一般的な方法)

  • 特徴
    • 複数台同時に接続できて速度も安定
  • 対応台数
    • Android:10台〜15台
    • Phone:最大5台
  • デメリット
    • スマホのバッテリー消費が激しい
てつじ
てつじ

たくさん同時接続をするとそれだけ回線速度は遅くなるよ。

Bluetoothテザリング(省エネ向け)

  • 特徴:消費電力が少なく、省電力で安定通信
  • 理論速度
    • Bluetooth 5.4:2Mbps
    • Wi-Fi 6:9,600Mbps(9.6Gbps)

⚠️ 通信速度は Wi-Fiの約1/5,000と遅く、動画視聴やゲームには不向き。

理論値

Bluetooth 5.4約2 Mbps
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)約9,600 Mbps(9.6 Gbps)

てつじ
てつじ

理論値の通信速度はこんな感じだけど実際のところは。
「空気中のホコリ、湿気」
「家電から出る電磁波」
「家の断熱材」など、無線の電波の邪魔をする要因がいっぱいあるから回線速度は遅くなるよ。

USBテザリング(高速・安定)

  • 特徴
    • スマホとデバイスをUSBケーブルで直結するため最も安定
  • 向いている人
    • パソコンで仕事をする人
    • 安定した通信が必要な人
  • デメリット
    • 接続できるのは1台のみ
    • 充電専用のケーブルでは通信できないので、「データ転送対応USBケーブル」が必要
てつじ
てつじ

USBケーブルの差込口の確認も忘れずにね

4.自分にはどちらが向いているか理解しよう

車内Wi-Fi or テザリング

4ー1. データ通信量と料金を確認

無制限プランなら「車内Wi-Fi」が安い

  • ㊗️車内Wi-Fi最安値:月額1,650円(トヨタ・ホンダ・スバル)
  • スマホの無制限プラン最安値:楽天モバイル 3,278円
24時間なら

24時間/日で使うなら、KDDI「povo」のデータ使い放題(330円)が最安

データ通信量は1GBの場合は「日本通信SIM」が安い

  • 車内Wi-Fi最安:550円(日産・三菱)
  • ㊗️スマホプラン最安:日本通信SIM 290円
データ通信量の買い増し

三菱、日産は1GB追加すると、+550円
日本通信SIMは1GB追加すると、+220円

無制限と1GBの「いいとこ取り」を狙うなら?

日本通信SIM「ネットだけ!プラン」は、月額1,200円で20GB使えるコスパの高いプランです。

📌 音声通話は非対応のため、「使っていないスマホにSIMを差してWi-Fiルーター代わりに使う」のがオススメ。

ここがすごい!

データ通信量が1GBだった場合、実質119円で使える計算になります。
使っていないスマホにSIMを挿せば、車内Wi-Fiの代わりとしてルーター代わりに活用できるのが大きな強みです。

日本通信SIM

てつじ
てつじ

無制限なら車内Wi-Fi、必要分だけ買い切りだと日本通信SIMだね。知名度が低い会社だけどdocomo回線で安心だし、僕の妻も使ってるけど問題ないよ。

4ー2. シーン別で考えてみよう

とはいえ、どちらが向いているかは使い方次第。

たとえば長距離ドライブなら車内Wi-Fiが便利ですし、キャンプやちょっとした外出ならテザリングで十分なこともあります。

🚙 移動が多い・長時間ドライブする人 → 車内Wi-Fi向き

  • エンジンON中であれば通信が安定して使える
  • 複数人が同時に接続してもOK(スマホ・タブレット・ゲームなど)
  • 通信量を気にせず動画視聴や音楽ストリーミングを楽しみたい人に最適

⛺️車外で使う・スポット的に使う人 → スマホのテザリング向き

  • 車から離れても電波が届く(テントや休憩所などでも利用可能)
  • 自宅のWi-Fiで動画をあらかじめダウンロードすれば通信量は抑えられる
  • 出先で軽く使うだけなら、データプラン変更や買い増しで対応できる

5. まとめ

結論として、多くの人にとってはスマホのテザリングで十分です。

なぜなら、車内Wi-Fiは

  • 「対応ナビが必要」
  • 「エンジン停止で使えない」
  • 「月額料金が高め」

といった制約があるからです。

とはいえ、どちらが向いているかは人それぞれなので、まずは自分のデータ通信量の実態を把握してみてください。

てつじ
てつじ

ちなみに僕はahamoのデータ通信量30GBなんだけど、毎月8GBしか使わないよ。
だから急に出かけるとしても22GBをデザリングで使っても問題ないってこと。

データ通信量22GBなら、YouTubeを22時間以上視聴できる計算です。

さらに、AmazonプライムやNetflixは事前ダウンロード対応なので、家のWi-Fiで準備しておけば車内で通信量を消費することもありません。

一方、出張が多く、移動中にZoom会議やオンライン作業が必要な人は、車内Wi-Fiの無制限プランが便利に感じるかもしれません。

いずれにせよ、まずは自分の利用パターンを確認することが第一歩です。
そのうえで必要な分だけプランを選べば、ムダなく快適な通信環境を整えられますよ。

以上、あなたの使い方に合った“ちょうどいいネット環境”を見つけて、快適なカーライフをお過ごしください^^

補足:ポケットWi-Fiはどうなの?

タイオン
タイオン

そういえばポケットFi-Wiでもデータ無制限のプランなかった?

てつじ
てつじ

僕的にはポケットWi-Fiは現実的ではないかな。
ポケットWi-Fiは端末のレンタル日数に比例して料金も増えるし安くても2500円〜3500円なんだよね

てつじ
てつじ

スマホとポケットWi-Fiの2台持ちするならスマホを無制限プランにしたほうが財布に優しいね。

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